2019年09月03日

夜間の頻尿

せっかく熟睡されていても、夜中に尿意で目覚めてしまう方は少なくありません。
 
毎晩3回、4回以上となれば、慢性的な寝不足により、日中の活動力や集中力の低下も心配されます。
  
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「尿意」とは、膀胱にオシッコがいっぱい溜まって反応するセンサーとも言えます。

ですが、夜間頻尿の方のオシッコの量は少なく、色も透明、においも湯気も少ないことが多いようです。体内(膀胱)に「ある程度の時間溜められた尿」とは思えない程です。
 
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東洋医学では、腎は真夜中に活動を強める極陰(陰中の陰)の器官とされます。

また膀胱と腎臓は表裏一体と考えますので、休まった健康な状態では、腎臓が活発な真夜中は膀胱は大人しく休んでいるのが普通です。
 
夜間に膀胱が活発に動くというのは「腎の力」が衰えてきているサインともいえるのです。

これは、疲労、冷え、ストレス、気力・体力の消耗、加齢などの要因により、その方の「腎の力(先天の生命力)」が弱まっている状態が考えられます。
  
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疲労、冷え、ストレスによって生命力を弱められた体は、何故オシッコを溜めたくないのでしょう? 
 
何故、オシッコが大量に溜まらないうちに頻繁にトイレに行くのでしょう?
 
オシッコは湯気が出て温かい液体のイメージがありますが、実際は極陰(陰中の陰)の腎臓から作られた「原尿」はとても陰性が強く冷たい液体です。 その冷たい原尿が、体温を奪うことで湯気の出る温かいオシッコになります。
 
原尿に奪われた体温とは「生命力そのもの」です。
 
「冷え疲れた体はオシッコを溜めたくない。」 これ以上生命力(体温)を奪われるのを拒むからです。
 
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夜間の頻尿を改善するには、その方の奪われた体温や弱められた生命力を補わねばなりません。
 
夜間の頻尿は、決してご高齢者だけの問題ではなく、疲労や冷えの蓄積、精神的な要因、大きな病気・手術や出産などの影響により若い人にも起こりうるものです。
 
当院では「転校してきたばかりの小3男児」にも夜間頻尿が見られました。
 
慢性的なストレスや不安も、生命力(体温)を奪う要因になりうると考えられます。
 
蓄積された疲労・冷え・ストレス、生活習慣の不摂生、過去の病気、手術・ケガ、心理的な抑圧など、様々な要因により本来のバイタリティ(生命力・活力)は弱められてしまいます。

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当院では、夜間頻尿の度合いを、心身に蓄積された疲労や冷え、生命力の弱まりの指標として捉えます。

慢性的な夜間頻尿の背景には、必ずその方の生命力の働きの弱まりがあると考えられます。

東洋的な考え方に基づいた全身(心)の調整を行い、その方の弱められた生命力の働きを補うことで、朝までしっかりとおしっこを溜めておけるような、温かく休まった心身を目指していくのです。

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ブログ文章 橋本昌周

江戸川区・京成小岩 / 千葉県 山武・東金市(出張専門)
鍼灸・積聚(しゃくじゅ)治療
小児はり 不妊症の鍼灸治療

はなのやま鍼灸院
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